未来戦略室 (協働ラボ)

VISION

未来戦略室

社会を、教育を、経済を、命の声が響く清澄なものに変えたい。

この世界にある全ての命を運ぶ、大きな潮の流れがあります。誰一人、何一つ、その潮の流れの外に出ることはありません。でも私たちがその大きな潮の流れを知ることは稀です。
私たちが日々を生活しながら、その全てを載せる地球の公転を感じることが稀であるように。

戦争が無くなりません。無くなることなどあり得ないかのように。
しかし無数の戦争を繰り返す中で、人間は戦争をますます好きになることはありませんでした。今、多くの人間が「戦争は悪だ」と考えています。
かつて、戦争にいかにして勝つかが問題となっても、戦争が悪か否かが問題とはなりえなかった時代がありました。

今、多くの人間が「差別は悪だ」と考えています。
無数の差別があり無数の悲惨が繰り返されました。流された涙と血は無とはなりませんでした。

かつて人間は自分だけを、自分の一族だけを、自分の国家だけを利することを考えました。
今、多くの人間が人類のことを、あるいは全ての生物のことを考えています。

人類が重ねた時と経験とは、全てをある方向へと運んでいます。
部分的に退行も迷走もありますが、それは川底の石の周りにできる無数の小さな渦に過ぎません。川はただ一つの方向に流れ続けます。それは事実であると共に、真実です。

障害と共に生きる人の命の声。
子どもの命の声。
動物の、家畜の命の声。
虫の命の声。
植物の命の声。
微生物の、ウィルスの命の声。
そして私の、あなたの命の声。

すべての命に言い分があります。この世界には、この世界から存在を求められた、存在すべきものだけが存在しています。しゃかいのくすり研究所は、「命の言い分を聴き届ける社会」の創出を目指し、常に新たな領域へと一歩ずつ挑戦を進めたいと考えます。人体の経絡と経穴(ツボ)のように、個々の人間の心理と行動、その集合によって生じる社会の心理と行動にも、いまだ開発されていない経絡と経穴があると板垣は感じています。

その機構を探究し、戦略的に賦活することで、これまで実現困難であった変化を社会に実現させることを目指します。

教育に、生産と消費に、経済に、命の声をかき消すような濁りが立ち込め続けています。その濁りを晴らし、命の声が響いて来る清澄なものに、それらを変えて行きたい。聴き落されている誰かの声なき声が、確かに聴き届けられる社会へと。その挑戦のために、しゃかいのくすり研究所は様々な戦略を立案し、実行していきます。多くの方々との協働が必要となります。板垣はあなたとの出会いを、あなたとの連携を求めています。いつか板垣があなたに出会いに行くかもしれません。同じ未来を願うあなたも、板垣に声をかけてください。力を合わせ、共に挑戦して参りましょう。