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岩手県立北上翔南高校でキャリア教育の授業をおこないました

岩手県立北上翔南高校でキャリア教育の授業をおこないました
岩手県立北上翔南高校さま(北上市)からご依頼をいたただき、キャリア教育(授業名は「産業社会と人間」)として1年生の生徒の皆さんに講演をいたしました。昨年に続き2回目の訪問です。後日感想をお送りいただき、大変ありがたい思いでした。

講演内容としては知的障害理解の啓発の仕事を中心にしたものでしたが、受講してくださった生徒の皆さんに一番伝えたかったことは、「この世に唯一の自分の人生の主人公として生きてください」ということでした。講演で配布したのが、写真に写っている1枚のプリントです。

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あなたが5年後何をしているか。

10年後何をしているか。

20年後何をしているか。

知っている人は誰もいません。家族も、先生も、あなた自身も。

 

誰の未来も、誰にも分らないなら、

「こんなことをしたい」と自分で決めている人も、

「こうしなさい」と誰かに決められている人も、

「まあ、別にそのうち」と成り行きにまかせようと思っている人も、

どの人生もすべて冒険です。冒険じゃない人生はありません。

 

自分で決めても、誰かに決められても、成り行きにまかせても、あなたはその冒険の、この世にただ一人の主人公です。

あなただけが、あなたの人生のすべてを受け取ることができます。

誰かに決められた人生でも、それを生きるのはあなた一人です。「こうしなさい」と言った人は、あなたの人生に責任はとれません。

 

生まれた時から、今も、これからも、あなたは主人公。それだけは何があっても変わりません。

 

私が今日皆さんにするお話が、あなたが主人公として生きていく時に、少しでも役に立ったら嬉しいです。

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知的障害のある人は、しばしば自分の人生の主人公として生きることを制約されています。その「主人公として生きること」をいかにして取り戻していくかが、社会福祉の挑戦であるべきだと私は考えています。

そして主人公として生きることは、障害のある人にとってだけでなく大切で、同時に危ういことです。この世界には「ザコキャラ」も「モブキャラ」もいません。ただ一人一人の主人公がいるだけです。人が主人公であることを奪わないこと、守り抜くこと。この社会の最重要な課題の一つです。